セレスタイト
Celestite

和名 天青石



写真はマダガスカル産





晶系 斜方晶系
無色・青色・白色・灰色・帯青緑色・黄色・褐色・赤褐色
光沢 ガラス光沢
硬度 3〜3.5
比重 4.0
劈開 一方方向に完全

産地
イタリア、マダガスカル、メキシコ、アメリカ、ドイツ、ナミビア、カナダ、フランス、イギリス、オーストラリア、ポーランド
 処理
非常にもろいため、アクセサリーやルースの加工には含浸処理が必要で、原石の場合には、外側にセメントで固められることがある。原石は、割れた場合接着されていることもある。
 類似石
同グループである青色のバライトや、カルサイト、アンハンドライト、ルースなどにされると、透明では水晶に、青みがある場合には、アクアマリンやトパーズに似ている。

第6・第7・第8・第14・頭上


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セージ、その他香り、さざれ、クラスター、音



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流水、日光


天使、ハイヤーセルフとのコミュニケーション・高次元へのアクセス・静穏・瞑想・オーラフィールドの洗浄・エネルギーの刺激・流れの活性・恐れ、疑い、妄想に勝つ力


環境浄化に適しているため、優しくポジティブなエネルギーの源として寝室、ヒーリングルーム、瞑想に最適であり、天使界にアクセスするために有効的な石の1つで、自分自身と、守護天使、天使ガイドとのコミュニケーションを容易にします。エネルギー的にやわらかく、マダガスカル産は、全ての方向に波動が放射されることから、身につけるにはすばらしいですが、特定の部位に集中させるには不向きです。
 


セレスタイトはセレスタインとも呼ばれ、その多くは、無色や、美しい青色をしており、光沢が特徴の鉱物で、バライト系の鉱物として、1781年にイタリアのシチリア島で発見されました。

鮮やかで美しい結晶がすばらしかったため、その様子から「大空の色=Celestial」にちなんで、ドイツの鉱物学者ウェルナーによって1798年に「空の色の石=セレスタイト」と名づけられたのです。

日本の巷で頻繁に見られるようになったのは、大き目のマダガスカル産が流通し始めたころからのことです。

バライト(重晶石)、アングレサイト(硫酸鉛鉱)と共に、重晶石グループの鉱物の1つになり、バライトはBa(バリウム)の、アングレサイトはPb(鉛)の、セレスタイトはストロンチウム(Sr)の硫酸塩鉱物です。

各イオンの性質によって、それぞれが交じり合い、中間タイプを構成します。そのため、鑑別が難しいものの1つです。

見た目にほとんど分からないことがあり、ときにこの難しい鑑別のせいで、未熟な鑑定をされた場合、成分が微妙に異なるものが、セレスタイトと鑑別される傾向があります。




バライト・ローズ
砂漠の薔薇



見た目には大きく異なりますが、良く知られる砂漠の薔薇もバライト系の石で、重晶石グループの1つですが、こちらは砂漠の砂をまとっているため、色がこのように褐色をしています。また、結晶の形も違います。

同じバライト系ではありますが、こちらは、重晶石で、セレスタイトは天青石です。

セレスタイトで、もっとも美しいものは、マダガスカル産で、ジオードの中に角柱状の結晶が、水晶のクラスターのように群生し、透明度が高く、収集家をひきつけます。

しかし、透明度が高い分、色合いは淡くなります。




マダガスカル産
高品質結晶

ビーズの場合、硬度が弱いため、多くの場合、樹脂などをしみこませて加工をしなければなりません。

ヨーロッパでは1990年代にゴールデンセレスタイトが流行しましたが、こちらは市場からなくなったという経緯があります。



セレスタイトは非常にもろく、一方方向に対して、簡単に割れてしまうため、通常、アクセサリーとして研磨される際には、含浸処理が行われます。

左は、セレスタイトの高品質のポイントをそのまま生かして当店がペンダントにしたもので、何も処理を施していないアクセサリーです。






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