産地
インド ヒマーチャルプラディッシュ州 マニハール産
鉱物名
サフィリン・コーディエライト イン シリマナイト
サイズ
13.9×26.9mm
2014年に発見され、まだ流通して間もない「アースシードライト」の原石セットが入荷しました♪
インド北部「マニカラン」近郊の高地「マニハール」で水晶採掘中に偶然発見され、少量採掘しましたが、異常気象による豪雨で鉱山が水没し、今後の採掘は厳しい状況となっています。
世界的にも貴重で、産出量が少なく市場でも見かけることがほとんどありません。
その貴重なアースシードライトを輪切りにした原石がこちらで。
貴重な標本として学者や研究者がこぞってほしがったものです。
約25~38億年前に現在の南極付近の地球深部で形成されたと考えられる変成岩『アースシードライト(Earth-seed-lite)』は超高温高圧で生成した『斜方輝石』が地殻変動を受け置換した特殊な青い『サフィリン』と藍、緑など多色性を有す『コーディエライト』等が灰白色の繊維状鉱物『シリマナイト(珪線石)』と
共生する奇跡の鉱物です。
地球創生の神秘と宇宙の輝きを有すこの石は、超大陸から離れ北上を続けるインド亜大陸がヒマラヤの霊峰を天空へ向かわせる壮大なエネルギーを秘めています。
インド南部には大陸創生期に生成された「超高温変成岩」が分布しています。
「アースシードライト」は、800度を超す高温と地球深部の激しい圧力により生成された、変成岩で、学術的にもインド大陸が超大陸から分離・移動し大陸衝突帯変成地域を形成し、ヒマラヤの峰を押し上げる地球の変遷を実証する興味深い鉱物です。
このアースシードライトは、特別な条件が偶然重なり誕生した奇跡の鉱物なのです。
どうぞ皆様の手で奇跡を感じ取ってみてください♪
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