古い言い伝え

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ある日の夜–。

カザキが夢枕に降り立ちました。

 

kazaki - 限定非公開4【ご購入者様限定】
カザキ=地元でおとりつぎ様と呼ばれている神

 

「ん…、カザキ殿」

 

『ものいみなされ』

※祭りや、災いから免れるために食事や行動を慎み、
不浄を避け、家内にこもること。
陰陽道 (おんようどう) の禁忌の一種。

 

「もの?」

 

『昔から疫病が流行った時は外には出なかったものです。
家族単位で行動しておった』

 


「あ、ええ」

 

『梅干しを召し上がれ。
梅干しは1000年以上も前より
なま水を飲んだ時など菌を殺す役目をしました。
ころりにも効いたのです』

※ころり=コレラ(虎列剌)のこと。

 

「ころり…

 

『汚れや不浄を悪しきものと思うのは、
古えのものは知っておった。

今のものたちはそれを忘れておる。

 

家のものが死んだ時などもいくばくの間は、
喪中とか忌中とか申して、慎み深く過ごし、
他のものとは好んで付き合わないようにした。

それは疫病に対する恐れからじゃ。

死人を土深く埋めたり焼いたりするのも
災いから守るためじゃ。
死や汚れへのおそれじゃ。

汚れや死というのは、魔物がついている汚れもあるし、
今で言う菌のような汚れでもある。

古の者はそれが何とは分からなくても
体で感じ取っていたものだ。

やはり外に出ぬことじゃな。
ものいみなされ』

  

そう言えば今思い出しましたが、
先日、天照大神はこんなことをおっしゃっていました。

 

 

IMG 20171231 0001 1 - 天照大御神のお言葉

 

『我を祈る事は家ででも出来る。
来なくとも良い、外に出ることはない。家にいなさい』

 

 

確か、わざわざ伊勢まで来なくても
家で祈っても同じことだからといった

そんなニュアンスのお話だったように思います。

 

神々は色々なことを教えてくれます。
昔の人たちの生活の知恵を
我々はもっと聞いておくべきでした。

 

そして今、繰り返し宇迦之御魂神様の
お言葉を思い出すことが重要です。

 

ニュースを見続けるのはあまりおすすめではございません。

 

大切な情報だけを、なるほどと言うことで知っておいて
あとはご覧になられないことがよろしいように思います。

 

 

 

ukanomitamanokami 2 - 古い言い伝え

 

「惑わされるな。
心を強く持て」

 

そう宇迦之御魂神はおっしゃいました。

 

情報の全てが正しいとは限りませんし
意味のない不安を生むかもしれません。

 

不安はいつも、他の無意味な行動に結びついてしまいます。

 

 

「他人を蹴落とすな。
人として正しく生きろ。
人としての生き方がある。
そなたらは獣ではない。
魔物ではない。
人だという事を心にとめおかれよ」

 

 

倒れた人達には労りと励ましが必要です。
そして同時に医療に従事する人たちに感謝を捧げるのが
普通の精神を持った人の考え方です。

 

誰かのせいにするというのは、
生きる事を他人任せにすると言うことです。

 

この事を繰り返し思い出して頂いて、
ご自分の考えを信じてみてください。

 

 

 

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もう、誰も覚えていないかもしれませんが、
居候だった神の候補、円行さんの最後の言葉はこうでした。

 

『せじょうにある全ての生は
じょうじゅうえくうを繰り返しながらうつしものなり。
牛歩のごとくありても一歩又、一歩と己をいつわらず
信ずるままに前に進むことが生きたあかしとなりまする。
生きることをあきらめなさるな、かふくはあざなえる縄のごとし』

 

※世の中にある全ての命は永遠に繰り返し続き、終わりはありません。
なかなか思うように進まないことがあっても、
一歩ずつ、一歩ずつ、自分に嘘をつかないで、
信じる道を進むことこそが、生きた証になるのです。
生きることを決してあきらめてはいけない。
人生の幸福、不幸は表裏一体であり、
よりあわせた縄のように交互にやってくるものなのですから。

 

 

どの時代に生きても、色々なことはあるものですが
古い時代になるほど、状況は悲惨だったと思います。

やるべきことをやり、生きることを諦めずに行動してみて
それでも、どうしても人生に迷ったら、
道祖神にお祈りしてみるのもいいかもしれません。

 

道祖神は人の全てを導く道しるべの神ですから
道を示してくださるはずです。

 

人は忘れがちですから、
これらの事を繰り返し、繰り返し、お話ししようと思います。

 

 

心を静かに、できればお早くおやすみください。

不安はいつも夜にやってくるものだからです。

それでも、どうしても眠れない時には当店にお越しください。

 

 

 

 

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