アマビエのお話
「私は海中に住むアマビエと申す者なり。
当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。
私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」
伝説の妖怪と言われるアマビエはこのように言ったそうです。
当店はアマビエという存在を知りませんでしたが
最近のニュースで絵を拝見する機会がありました。
それで、可愛い絵だな。と思っていたところ
入手できる機会がありましたので
ご紹介をさせていただきたいと思います♩
このアマビエというものが一体なんなのか、当店は狐たちに聞いてみました。
ただ、このお話が遠い熊本のことのため、
細部までは詳しくは知らないそうですので、
その点だけご了承くださいm(__)m
狐たちによれば、このアマビエというのは
熊本で“あまびこにゅうどう”と呼ばれていた
伝説の生き物なのだそうです。
そしてこのアマビエの始まりは、500年以上前、
戦国より前の時代なのだそうですが、一人の漢方医が始まりです。
その者の名前は良庵。
良庵は漢方医として勉強に励み、独学でも勉強していたそうですが、
自分が死んだ後も人々を病気から守りたいという思いがあったそうです。
しかし、自身の限界を悟り、いつしか自分が神になって、
人の病を治してあげたいと、そう願ったのだそうです。
ところがそれは簡単なことではなく、神にもなれないと悟った良庵は、
昔からその土地に居た妖怪と融合してでも人を救いたいと願ったそうです。
そうして髪も長く伸ばし、見た目も雰囲気も
変化していったそうなのですが、その時は実際には融合していなかったそうです。
最後は昔で言う所の人柱になり、自分の命を
人々に捧げるために入水してしまったということでした。
それから200年ほど経過した頃のことです。
熊本で疫病にかかった人があり、
「あまびこにゅうどうが、治してくれた」
と、言ったのだそうです。
「それでどうなったのです?」
『肥後国のことゆえ我はそれほど分からぬが…。
良庵が死んで、妖怪となって、
もとは人間の医者だったために力を得て、
病や疫病を治すようになったと。
どこからともなく、そう言われてきました。
その時代に、人の口から口に伝わった話なので定かではありません』
もう少し深いお話もありましたが、
そこは割愛をさせていただこうと思います。
人のために命をかけた医師のヘンゲした姿がこれならば
ありがたいことですし、希望が持てます。
可愛いアマビエに願いと希望を託して、
こちらのブレスレットをおつくり致しました♩
アマビエが彫られた水晶10mmと、海にまつわるアコヤ貝、
ピンクオパールAAA、アマゾナイトペルー産AAA8mm、
パステルカラーのアメジスト8mmを使用しております。
これらは希望、そして健康、魔除け、幸運、癒しの暗示のクリスタルです。
ただ、アコヤ貝の品質は普通のため、凸凹や剥がれ等ございます。
アコヤ貝のビーズは淡水パールと違い、
あまりブレスレットにされないため
穴がとても小さく開けられます。
それでは紐が通らないので、穴径が大きいものを使用するのですが、
穴が大きいものは今はこのクオリティしかご用意出来ませんでした。
アマビエによく描かれるパステルカラーが元気になる風合いです♩
サイズの方が内径が15cmぴったりと小さめのため、
ご希望のサイズをご記入くださいm(__)m
どなた様かに差し上げても気持ちがあたたまるモチーフです。
アマビエのビーズはとても人気があるようで、入手が難しいため、
完売後の入荷はもしかしたらお時間がかかるかもしれません。
男性にもお使いいただきたいと思いまして、
こちらのシンプルなデザインもご用意させていただきました。
こちらはホワイトアゲート10mmを使用したブレスレットで、
12mmサイズの柘植の木にアマビエと海が彫り込まれています。
とても細かい彫りなので、高級感がある仕上がります。
瑪瑙の暗示は魔除けに、そして長寿、健康です。
この白いアゲートを見ているとピュアな気持ちになります。
それから同じく柘植の木で出来た
15mmのアマビエのチャームをおつくり致しました♩
お財布やポーチや、バッグにちょこんとあれば、勇気がもてます。
こちらはシルバー金具とゴールド金具をご用意させていただきましたので、
お好きな方をお選びください。
これから暖かい季節になれば、虫は色々な物を運ぶことと思います。
マラリアのように蚊が媒介となることもあるかもしれません。
虫を避ける物を体に塗ったり、お肌が弱ければ捕虫器や、
昔の人の知恵である蚊帳もおすすめです。
少し残してしまった食べ物はフードカバーで覆えば、
蝿からも守れるかもしれません。
私たちには知恵があります。
その知恵を総動員して、そして誤った知識に踊らされることなく、
勇気を持って打ち勝つことです。
宇迦之御魂神や天照大神は、人々は栄養のあるものをよく食べ、気を強く持って、
恐怖のあまり人間性を見失ってはいけませんと、そのようにおっしゃいました。
免疫の向上には笑うこともまた、大切なことです。
良庵さんもまた、人の病を治したくて命を捧げた人です。
500年以上の時を越えて、疫病が流行るたびに
このアマビエの絵を見せることで、人々に勇気と希望をもたらしているならば、
彼の願いは成就したのも同じです。
大人気の可愛らしいアマビエを
どうぞお楽しみに♩