IMG 8560 - 神々への質問をありがとうございました

 

 

『人間に関わりすぎています』

 

「…人として生まれて
人と関わらないで生きる事はできません」

 

『こちら寄りのはずです』

 

「人々は我々の会話を聞きながら、一緒に体験しています。

まるで自身のことのように
一緒に心を動かし、意味を理解しようとしています。

そうですよね?

これをご覧になっているあなた様のことです」

 

 

神々への質問に
たくさんのお便りを頂戴しまして

ありがとうございました。

 

 

正確にお答えできるようにと皆様のお手紙を印刷して
持って行ってみたのですが
思うように質問できていないかもしれません。

聞いたままを綴る事しかできないのですが
皆様から寄せられました神への質問を
ありのままご紹介させて頂きたいと思いますm(__)m

 

 

okoe4 - 神々への質問をありがとうございました

※若干割愛をさせていただいております

 

 

この方は本当は②のご質問について聞かれたかったようなのですが

①のご質問の方の話が長引いてしまいました。

この方のご質問にお答えをしたいと思いますが

その前にこちらの方のご質問もご覧ください。

この6日後に送られてきた別のお客様からのお便りです。

 

 

okoe1 - 神々への質問をありがとうございました

 

 

このお二方様のご質問をよくご覧いただいて、

まずは最初のご質問者様にお答えをさせて頂きたいと思います。

伺いましたのは、月読尊です。

 

 

IMG 8551 - 神々への質問をありがとうございました

tukiyomi - 神々への質問をありがとうございました

 

 

「教えてください。
大陸(中国)から日本へ渡って来た神がおられるのは存じ上げておりますが
現時点で大陸には日本のような神はおられますか?」

 

『たくさんおる』

 

「はい。
それはどなた様でございますか?」

 

『大陸の最高神は
“とうおうしん” “とうおうふ”ともいう。
それの伴侶が “せいおうぼ” だ』

 

「とうおうしん…」

 

“せいおうぼ”“とうおうふ”はもともとは両性で1つであった。
それが分かれたのだ。
男の部分が陽になり、女の部分が陰になった。
それの娘は、くくりひめ』

 

「くくりひめ?くくりひめ。
どこかで聞いたような…。

はい。ではその神がおられるのに
なぜ、争いごとが起こるのですか?」

 

『神と人との間に絆がない。
(おそらく、崇拝、信仰している人がほとんど居ないという意味です)
これらの神は古代の大陸の神だ。
古い神々と大陸の民たちとの絆が薄れ、それにつけこむように
黄泉の神たちが鎌首をもたげ、人心を操っておる。
大陸の最高指導者を操ることが指名なのだ』

 

 

この時、私はやっとくくりひめが何であったかを思い出しました。

2番目のご質問者様の内容にくくりひめという名前があったのに
うろ覚えだったために、すぐにピンときませんでした。

何かドキッとしたのもあったのですが
せっかくなので、くくりひめのご質問も
お伺いすることにしました。

 

 

 

sekiryu - 神々への質問をありがとうございました

 

 

『くくりひめは、せいたいぼの4番目の娘で、
大陸では赤龍として崇められている。

もともと、くくりひめは大陸の火山の神だ。
それが高句麗を渡って日本にきた。高句麗がくくりに変わったのだ。
それから、くくりひめと言われるようになった。

日本は火山が多い国だから日本の民は火山を恐れた。
そして噴火しないように、守るためにということで、白山神社というのを建てたのだ。
総本山はしらやまひめ神社で、白山と言ってるが、それは火山のことをさすのだ。
火山が噴火しないように守って下さいという願いをこめて建てられ、それが全国に波及した』

 

 

長く話をしたため、この日はこれ以上はやめようと思いました。

月読尊との会話は本当に疲れてしまうので
もっと慣れる必要があると思いました。

もう少し、色々と聞いてみたいと思ったのですが
さすがにもう横にならないとダメかもしれないと思い
宿をとって休むことにしました。

 

 

その日の夜のこと–。

 

kaga - 神々への質問をありがとうございました

 

疲れて眠っているとカザキが降り立ちました。

 

 

kazaki - お伊勢さん「アマテラス様」

 

 

『くくりひめについてお話に参りました』

 

「ん…。ああ、ええ。
わざわざありがとうございます…」

 

『くくりひめは高句麗を渡ってきて日本に来た神です。
日本においてはイザナギ様がイザナミ様を
黄泉へ迎えに行った話が伝わっていますが

イザナミ様の姿を見たイザナギ様がお戻りになる際
この地上と黄泉の境のところで口論になられました。
それをお止めになられたのがくくりひめなのです』

 

「どうして、そこでくくりひめが出てくるのですか?」

 

『なぜお止めになられたのか?
それはイザナミ様の前の黄泉の大神が
くくりひめだったからです』

 

「何ですって?」

 

『くくりひめはイザナミ様が黄泉の神になってから
黄泉の国と敵対するようになりました。
くくりひめが抑えていた頃、黄泉はもっとおとなしかったのです。
くくりひめも、やがてイザナミ様の激しさに逆らえなくなりました』

 

「ええ」

 

『大和の国の者は、イザナミ様とイザナギ様のケンカをとめたのが
くくりひめだからということで、
和合の神、縁結びの神として崇めておりますが

もともとは赤龍神で、炎の神です。
火山とかそういうものを抑えるためにつくられたものです。
そうして白山神社はさかえ、何千とあり、くくりひめは本山におられます』

 

 

最初は大陸の神について伺ったつもりだったのですが
それがくくりひめの話になっていきました。

ご質問は1つと思っていたのに
皆様のお手紙のファイルを見ていたら
もう少し、あと1つと、聞くことも増えていってしまいました。

 

だからあと少しだけ
お答えをさせて頂きたいと思っています。