神々へのご質問をありがとうございました
ご無沙汰をしてしまいまして申し訳ございませんm(__)m
しばらく色々なところへ出向いておりまして
ご報告ができなかったのですが
やっと帰ることができました。
出発の時刻は22時でした。
向かう時間に意味はないのですが、
単純に仕事が終わらないため、こんな時間になってしまいます。
出発しておよそ5時間後に伊勢に到着する予定です。
天津神たちが降りてくるだろうから
色々な話をしなければと思うのですが
本当のところはいつも億劫でたまりません。
これから酷く疲れることや、眠れない日々が続くこと、
時々、言われたくないことを言われたりする事を考えると
いけないと分かっていても、憂鬱な気持ちは誤魔化しようがなく
むしろ帰り際になると気分が晴々としてきてしまいます。
途中、集中力が途切れるため
休みながら向かうのですが
結局この日は7時間ほどかかりました。
朝の5時に到着したので、外はまだ真っ暗です。
宿には、まだ入ることができませんので車の中で休みます。
こういう時間がある時は
皆様からいただいたご質問をチェックしたり
自分の用事を忘れないようにリストを作ったりして過ごしています。
夜明けが近づくと、眠くなってきました。
『このまま休んで、午後になったら宿に行こう』
そんなことを考えながら、眠りにつきました。
しばらくして目を覚ますと、まだ午前中でした。
そこで、宿へ向かい、朝食だけいただくことにしました。
あまりお腹は減っていなかったのですが
なんとなく一息つきたかったからです。
『頂いたご質問の中で
特定の神についての質問があったから
カザキに聞いてみよう』
カザキは歴史に詳しいけれど、
眠っている時にやってくるので
翌日、大変体調が悪くなります。
昼間神社の中で話して人前でフラフラするか、
眠れない状態で力を使って翌日フラフラするかの
二者択一しかありません。
神社の中は歩くから疲れるし
眠るのを我慢しよう。
そう思って、今夜カザキが来るようにと
遣いを出し、そして床に就きました。
その日のAM3:00頃
カザキの気配がしました。
『お久しぶりでございます』
「ん…。お久しぶりです。
お変わりありませんか?」
『はい』
「それはよかったです」
『お聞きになりたいことがあるのではございませんか?』
「ええ。えっと…」
「名古屋の熱田神宮というところの熱田大神とはどなたなのか、
そして草薙剣は心を持っているのか。
と、いうことを人が聞きたがっております」
『天照大神のたましろ(神の霊の代わり)として草薙の剣があり
意志を持ってはおらぬが、天照大神の念が宿っておりまする。
それを祀っているのが熱田神社であり、
熱田大神とは天照大神の霊代
(すなわち、天照大神の念の宿った草薙の剣)
の事となりまする』
カザキが答えてくれたこのことは
草薙剣をまつるというのは、それ自体がアマテラスオオミカミ様を
お祀りするということと同義という意味です。
この剣自体、もちろん力はあるけれど
意志は持っていないということ、
そして、この剣は天照様の念の依代の様なものであり
この2つは切り離せないので、両方をお祀りしているという事です。
「そうでしたか。
ありがとうございます」
古い歴史や、古い言い伝えなどは
忘れられてしまっていたり、
場合によっては意図的に改ざんもされます。
それがどういう人たちが何をもってやったことなのか
知ることはできても、公にできないことはしばしばです。
つづく