スペクトロライトの意味・効果とは?特徴や相性の良い組み合わせも解説
スペクトロライトはラブラドライトの中で曹灰長石と呼ばれる斜長石の一種で、主にフィンランドのユレマー地方からのみ産出されます。
今回の記事では、スペクトロライトの意味や効果、特徴や相性の良い石の組み合わせについて詳しく解説していきます。
スペクトロライトについて詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてください。
ラブラドライトの説明はこちら
スペクトロライトの基本情報
スペクトロライトの鉱物としての基本情報は以下のとおりです。
英名 | spectrolite |
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和名 | 分光石 |
成分 | (Ca[Al2Si2O8])50~70+(Na[AlSi3O8])50~30 |
結晶系 | 三斜晶系 |
硬度 | 6~6.5 |
比重 | 2.69~2.72 |
屈折率 | 1.56~1.57 |
色 | ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジ |
産地 | フィンランド |
スペクトロライトの特徴
スペクトロライトはラブラドライトの一種で、主にフィンランドのユレマー地方からのみ産出されます。
他の産地のラブラドライトよりも長い時間をかけてゆっくりと成長したため、整然とした層状構造を持ち、地色が黒く、色はブルー、グリーン、イエロー、オレンジなどの虹色が強いのが特徴です。
他の産地のラブラドライトとの明確な線引きはないので、見た目で決められることも多いのが現状となっています。
とても神秘的な輝きを放っており、人気の高いパワーストーンです。
スペクトロライトは七色の輝きを持っているために、スペクトロライト(分光石)という名前が付けられました。
この閃光がないランクの低いものは、もともとの定義から外れてしまい、スペクトロライトとしては認められないのです。
この業者では何度も鑑別にかけてその定義に沿ったものを製造していたため、当店も買入れました。
ちょっぴり高く感じられるかもしれませんが、実は仕入れの段階からとても高額で、あまり利幅がございません。
それでも、当店はあえて高ランクのものをご紹介させていただきました。
このクリスタルは、昼間の光よりも、夜間の蛍光灯や電球のほうがきれいに光ります。
原石の状態ですと、どのような環境でも、ピカッとまぶしいほどの輝きを見せるのですが、ビーズにしますと輝きが本当に出にくくなります。
輝きの色はオレンジ・ピンク・ブルーなど、さまざまなのですが、ランクが高いビーズになりますと、キャッツ効果も生まれます。
ちょっとでもランクが落ちますと、輝きが本当に乏しくて、なんの石だかわからないほどですが
ともかく定義に沿った、本物をお求めになられることをおすすめいたします。
ちなみに、スペクトロライトは現在は少量採掘される程度で、稀少な鉱物のひとつとなっています。
スペクトロライトの意味
スペクトロライトは「直感力」の意味を持っており、頭の中にインスピレーションを芽生えさせてくれるでしょう。
また、「バランス」という意味も持っており、心身のバランスを整えて流れをスムーズにしてくれます。
スペクトロライトは見る角度によって様々な色に輝くことから、「持ち主の才能を引き出す」という意味もあります。
持ち主が持つ様々な長所を引き出し輝かせてくれるでしょう。
この石は一見真っ黒なのに、ある角度に達すると、素晴らしい虹色の効果を見せる長石の仲間です。
ラブラドライトに似ていますが、ラブラドライトはほかの地域でも採れるのに対し、このスペクトロライトはここフィンランドでしかとれません。そしてラブラドライトと決定的に異なるのは、その光り方です。
ラブラドライトが柔らかな光り方だとしたら、スペクトロライトは眩しい閃光の光です。目がくらむ強い金属光沢なのです。
この石は色のバリエーションが素晴らしくて、金属光沢のネオンイエローや、マゼンダピンク、ヴィオラカラー(すみれ色)、プルプラカラー(赤みの強い紫)、ヒュアキントゥス(青みの強い紫)、そしてシルバーカラーなど無数の色が見られます。
それらの色が複雑に混じり合うと驚くようなスペクトル=虹色になって、見とれてしまうのでした。
もともとスペクトロライトはいろいろなことが言われていたのですが、ラブラドライト(曹灰長石)であるという説から、最近はアンデシン(中性長石)ではないかという説が出てきています。
ただし、長石は連続固溶体と申しまして、はっきり分かれない混じり合った石ですので、実際には1個1個少しずつ違うと思います。
どちらにしましても、まだ研究段階ですので、この地域限定のクリスタルです。
この石はこの地域でも夢の石とされていて、あなたの夢や目標の形を決めることができます。
そして、直感を強化するための優れたツールになります。
あなたの魔法の力を目覚めさせ、シンクロニシティを促進させます。
スペクトロライトの効果
スペクトロライトには持ち主の可能性を最大限に引き出し、自己実現を早めてくれる効果があります。
夢や目標がなかなか叶えられずにくすぶっているのであれば、スペクトロライトを身に着けることで状況を打開することができるでしょう。
また、疲労やストレスを感じていてもそのストレスを前向きな力に変えてくれる効果も持っています。
ストレスに弱く、すぐに体調を崩してしまう人には効果的なパワーストーンだと言えるでしょう。
スペクトロライトの浄化方法
水 | 太陽 | 月光 | セージ | 水晶 | 塩 | 音 |
◎ | △ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
スペクトロライトの浄化方法としては、月光に当てるのが最も効果的です。
流水や塩による浄化を行うのもおすすめですが、長時間水に浸すと変色してしまう恐れがあるので注意するようにしてください。
太陽光も変質の恐れがあるため、控えたほうが良いでしょう。
スペクトロライトとラブラドライトの違い
スペクトロライト | ラブラドライト |
スペクトロライトとラブラドライトの違いは、産地がフィンランドのユレマー地方で産出されるかどうかになります。
ユレマー地方産のラブラドライトだけがスペクトロライトと呼ばれる理由は、光に当てたときの輝きが虹色で鮮やかだからです。
同じ石の種類であっても、特徴的な輝きを持ったものは別名がつけられることがあります。
ただ、最近ではフィンランド以外で産出された石であっても、スペクトルの輝きが強いラブラドライトがスペクトロライトと呼ばれることが多いです。
スペクトロライトの原石
美しい輝きを放つスペクトロライトの原石です。
光を当てることで虹色のスペクトルが輝くことから、ラブラドライトの中でも特にフィンランドのユレマー地方産の石をスペクトロライトと呼びます。
その神秘的な輝きは宇宙から送られるメッセージとも言われており、持ち主の直感力を高めてくれる効果が期待できるでしょう。
加工品にはない原石特有のパワーを直接感じることができます。
スペクトロライトのルース
美しい輝きを放つスペクトロライトを研磨したルースです。
石に磨きを入れることで輝きが失われてしまうこともあるので、加工には職人の技術が必要です。
枕元に置いたり、部屋に飾ったりすることで石のパワーを受け取ることができるでしょう。
スペクトロライトは鉱物学的にはアンデシンと同じと言われていますが、特別に鮮明な干渉色のモザイク模様がでて、それでいてフィンランドのユレマ産のものでないといけません。
非常に鮮やかな色であることと、強いレッセンスを放つのが特徴です。
もともと、この石は、七色の輝きを持っているために、スペクトロライト(分光石)という名前が付けられました。
この閃光がないランクの低いものは、ラルビカイトというものになってしまいまして、もともとの定義から外れてしまい、スペクトロライトとしては認められないものになってしまいます。
このクリスタルの肌は、透明感の無い黒色をしています。そこに、ピカッとまぶしいほどの輝きを見せるのですが、現在はあまり見かけなくなりました。
この石の色のバリエーションは素晴らしくて、金属光沢のネオンイエローや、マゼンダピンク、ヴィオラカラー(すみれ色)、プルプラカラー(赤みの強い紫)、ヒュアキントゥス(青みの強い紫)、そしてシルバーカラーなど様々な色が見られます。
ただ、この石は灰色っぽいインクリュージョンが入るのが特徴ですので、輝きの方を重視されてください。
スペクトロライトの指輪(リング)
スペクトロライトをリングに加工したアクセサリーです。
見る角度によって輝きの色を変えるスペクトロライトは、あなたの手元を鮮やかに彩ってくれるでしょう。
持ち主の直感力や洞察力を高めてくれる効果があるため、あなたのクリエイティブな才能を発揮する手助けをしてくれます。
スペクトロライトのネックレス
美しい輝きを放つスペクトロライトのネックレスです。
まるで地球のかけらのようなこの石は見つめていると何かを語りかけてくれるようなパワーを秘めています。
ネックレスとして身に着けることで、直感力や洞察力を高める効果が期待できるでしょう。
怒りや悲しみなどのマイナスエネルギーをプラスの力に変えてくれる働きもあるため、ネガティブな気持ちになりやすい人にもおすすめです。
スペクトロライトのスタンディングターラペンダント
スペクトロライトに観音菩薩立像=スタンディングターラを彫ったマクラメのペンダントです。
スペクトロライトですから角度によって色が出ていたり出ていなかったりするのですが画像ではよく出ている角度で撮影しています。
アジア諸国では、スリーピングブッダ[涅槃像]や
ウォーキングブッダ[遊行像]、
スタンディングブッダ[立像]、
ティーチングブッダ[説法像]等々様々なブッダ像が存在致します。
そして座像と共に人気が高いのは、立像と呼ばれております、このスタンディングブッダです。
それは座っているより立っている方が、困った時に素早く駆け付けて頂けると言う事でした。
そしてこちらは中でも珍しい観音菩薩立像=スタンディングターラ様です。
母なる菩薩であるターラは、チベットでも大変な人気があります。
ターラはすべてのブッダの母です。
森羅万象の母であり、助けを求めるもののために駆けつける菩薩様です。
様々な姿に変化し、慈悲と智慧で苦悩から救ってくれます。
スペクトロライトのカーラ・バイラブペンダント
こちらは同じくスペクトロライトの
カーラ・バイラブです。
この神は、大変人気が高いのですが、シヴァ神の化身であり、時間と死の神です。
これは閻魔大王に似た役割を持っていて、嘘を見抜く力があると言われています。
心が弱い方、何かに頼りたい方には最適で、力強くあなた様を守ってくださることと思います。
こちらも角度によって鈍い色が出ます。色が鈍く感じるのは、磨きを施していないためです。
細かい彫刻の場合、磨けないので、そのままの状態なのですがスペクトロライトは本来磨いた方がより綺麗な色が出ます。
そのため、そこまで虹色が強くはございませんが大変珍しいものになります♪
スペクトロライトのブレスレット
今回は高品質なブレスレットSAランクをご紹介いたします。
とにかくこのブレスレットは大変で当店が知る限り、どの業者も製造したがりません。
スペクトロライトは平な面ですと綺麗に光るのですが、丸くすると輝きが薄くなります。
その代わり、キャッツが一緒に出るようになるのですが、それでも数万個製造してきれいに光るものはバケツ一杯ほどです。
その中でもより良いものを選べば、それはもうとんでもないコストになります。
当店はもともと、一番綺麗なものの中から、さらにお選びして買い入れていたのですが、もう綺麗に光るものをお探しするのは困難です。
このブレスレットも実は随分昔の在庫で、今の仕入れではございません。
色が混じり合っているものや、マゼンダピンクやヴィオラなども感じられるものをお入れした特品ですので、今後の入荷は難しい状態です。
スペクトロライトと相性の良い石の組み合わせ
スペクトロライトと相性の良い石の組み合わせをご紹介します。
パワーストーンの中には組み合わせることで効果が高まる石が存在するので、スペクトロライトと相性の良い石を知ることでより高い効果を得られるようにしてください。
クリソコラ
クリソコラとスペクトロライトは人生をより良い方向にシフトしていってくれる組み合わせです。
クリソコラは人生を実りあるものにするためのサポートをしてくれるパワーがあるため、自己実現を促してくれるスペクトロライトと組み合わせることでより豊かな未来を現実化することができます。
転職など大きな転機をサポートし、安心して変化ができるように導いてくれるでしょう。
スモーキークォーツ
スモーキークォーツとスペクトロライトは自分の内面に目を向けて想いを遂げるサポートをしてくれる組み合わせです。
スモーキークォーツには今ある不安感を解消し、潜在的な力を引き出してくれる効果があります。
持ち主の中に眠っている才能を引き出してくれるスペクトロライトと組み合わせることで、現実化のエネルギーが高まって人生をゆっくり確実に動かしてくれるでしょう。
ラリマー
ラリマーとスペクトロライトは未来に向けたエネルギーを現実的な行動に落とし込んでくれる組み合わせです。
ラリマーは未来からのサポートを多く受けることができるストーンで、無条件の安心感を与えてくれます。
常に未来に向けたエネルギーを持ったラリマーと現実面でのサポート力が強いスペクトロライトを組み合わせることで、なかなか変化せず苦しんでいた状態に明るい兆しが見えてくるでしょう。
まとめ:スペクトロライトは直感力を高めるパワーストーン
ここまで、スペクトロライトの意味や効果、特徴、相性の良い石の組み合わせについて詳しく解説してきました。
スペクトロライトは直感力や洞察力を高めてくれる効果があるため、目標達成に向けてどんな行動を起こせばよいか分からなくなってしまったときなどには特におすすめです。
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