アゲートとは【意味・効果など】2023年版|パワーストーン・天然石
アゲートは古くから魔除けの石として有名です。アゲートの意味・効果・浄化方法をご紹介いたします。
アゲートは能力以上の自分を引き出すことができるといわれております。アゲートの意味・効果を調べて、自分にあったパワーストーンを身に着けましょう。
世界有数のブレスレットやペンダントもご紹介しておりますので先にご覧になられたい方はこちらからどうぞ。
厳選されたアゲート商品一覧
英名 | Agate |
和名 | 瑪瑙·めのう |
成分 | SiO2 |
結晶系 | 六方晶系(潛晶質) |
硬度 | 7 |
比重 | 2.57~2.64 |
屈折率 | 1.53~1.54 |
色 | 白色、灰色、褐色、赤色、黄色、青色、緑色、青色、黒色 |
産地 | ブラジル、ウルグアイ、ギリシア、インド、インドネシア、アメリカ、中国、アフリカ各国、ドイツ、日本 |
アゲートのスライス
こちらの50年以上前の
アゲート・カルセドニーローズのオールドストックのスライスです♪
このスライスは表面に細かいドゥルジーが見られ、キラキラとしたベルベットのように見えます。
50年以上もの間、日本の倉庫で眠っていたものでブラジルのものということでした。
鑑別師も「これは今は見かけないタイプだ」とおっしゃっていまして、今は採れない珍しいタイプだということで少し興奮気味でした。
このカルセドニーもまた先ほどのものと同じ鉱物ですが、カルセドニーというのは厳密に言いますと肉眼で縞目などが見えないもののことを言います。
そのためこちらはアゲートになります。
アゲートもカルセドニーも同じ石英から成っておりますが、縞目があるものはアゲート、無いものをカルセドニーと言います。
しかしカルセドニーの宝石というのは、そもそも縞目の無い部分を削って作られておりますので、原石になりますとこうして縞目が見られる訳です。
そして先ほどのピンクカルセドニーも、このカルセドニーローズも
でき方は同じで、洞窟や特殊な噴火口などから滲み出た成分が少しずつ固まったものです。
ですから、このように裏面は全く表情が異なりまして滲み出た液体のような形をしています。
表面の形状は下に岩などがあったことを示していてそれを剥ぎ取ったように見えます。
そして時にはこのように部分的に水晶ができていたりもします。
先ほどのようにカルセドニーと瑪瑙は同じ石で、縞目があるだけか無いだけかの違いですが、石英ですので結晶することもあります。
環境や成分のちょっとした違い、あるいは時間の経過によってこのような水晶を形成したのだと思います。
アゲート浄化
アゲートは紫外線と塩に弱い性質を持っています。
水 | 太陽 | 月光 | セージ | 水晶 | 塩 | 音 |
◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
アゲート石言葉
アゲートは魔除けの石です。
「対人関係調和」「長寿」「健康」「勇気」
光を見いだし、前進できるようにサポートをしてくれる石です。気分が散漫になったり感情の起伏が激しいときには、エネルギーを安定させ、バランスを整えてくれます。間題が立ちはだかったときには、具体的な答えを示し逆境を乗り越えるよう力を貸してくれます。エネルギー状態をプラスに変え否定的な考えを取り去ったり、自分や相手の真の姿や本音を知ることを助け、目標に向かうパワーを与えてくれます。
アゲートの意味とは?
そもそもアゲートとは?
アゲートは全てが違なる個性を持っていて 自然がつくりだした芸術品と呼べるクリスタルです。
アゲートやカルセドニーは打ち欠くと鋭利な割れ口が生じるので、太古の時代には世界規模で石器の材料に使われていました。
ギリシア·ローマ時代には、それを素材として「カメオ」や「印章」が盛んに作られた。
紀元前6000年ごろには、すでに古代メソポタミアで 回転スタンプ式の封印がつくられた歴史があり
各国でお守りとしても重宝されました。
欧米では絶大な人気があるクリスタルで その人気はすさまじく、専門書が数多く発行されています。
硬くて緻密な事から繊細な線や溝が彫れ、彫刻用には正に最適の素材でした。
その当時、シチリア島にある「acate」という川のほとりで縞模様がある美しい最上質の石が採れました。
そこで川の名前が後の時代にその石の代名詞となりアゲートと呼ばれる様になったといわれております。
この宝石を日本では「瑪瑙」と呼びますがその名前、じつは元来が中国名(漢名)です。
原石の中に葡萄や腎臓、馬の脳に似ていることから「馬脳」と名づけられたことに由来しています。
当初は「馬脳」と書いたが、後に「璃瑙」という文字に改められました。
江戸時代に書かれた【本草網目啓蒙】という書物の中に、
とあります。
アゲートはカルセドニーと共に「石英 Quartz」グループの仲間で、形態の異なる亜種を呼ぶ名前です。
したがって成分上では水晶と同じもので、岩の空洞や割れ目に入り込んだ地下水から形成される。
水に溶け込んでいたSilica(シリカ)が、次第にゼリーの様になって固まったものです。
カルセドニーとの違いはアゲートではその沈殿のサイクルが多彩な模様となって見えることです。
アゲートはその沈殿のサイクルの模様を楽しむ宝石なのです。
双方共に水中に溶け込んでいた別の成分が沈殿すると、
樹形(デンドライト)アゲート
苔(モス)アゲート
の様な模様となって現れます。
後に地熱などで含まれていた金属成分が発色、赤や褐色、橙や黄色などに色づいて世界に2つとない宝石が生まれます。
※こちらは染色 agate pendant components / kafka4prez
この宝石には古くから人為的な着色が行われてきた。
石器を作る際に原石を焼きなますという加工の中で赤く発色するものがある事が発見された。
偶然の発見だったが、やがて時代が下がり人間に化学の思考が芽生えると、石の持つ組織上の微細な隙間に金属イオンを染み込ませ、加熟処理してより鮮やかな色に着色する事が行われる様になりました。
したがって現在の宝石市場には天然と人工の2通りの色の石がある事になります。
アゲート効果
アゲートの古来から伝わるパワー
富、健康、長寿の象徴とされ、古代メソポタミアでは権力を象徴する印章として用いられていたアゲート。
プリニウスの「博物誌」によると、古代ローマ人はこの石を用いてすり鉢とすりこぎを作り、それで粉薬を作ったといわれます。
逆境を乗り越える力を与え、魂を害悪から守ってくれます。
鷲は巣にアゲートを運び込んでヒナをヘビなどの外敵から守るという言い伝えもあります。
古代人はクモやサソリの毒から身を守るためにお守りとして身につけました。
中国では祖先の血が固まってできたのがこの石であると信じられていました。
一方、インドや北アフリカではレッドアゲートには悪匿の血が流れていると考えられ、魔よけのお守りとして用いる習慣がありました。
アゲートは大天使ミカエルと天界の女王シェキーナに関連づけられます。
シェキーナはカルマの解消、男女の完全なる結合、神の恩恵を司る女神です。
アゲートは旧約聖書に登場する大司祭の胸当てに用いられた12個の石の8番目の石とされ、さそり座と関係があります。
欧米で絶大な人気のアゲート=瑪瑙(めのう)
欧米では絶大な人気があるクリスタルで その人気はすさまじく、専門書が数多く発行されています。
身近に見られるクリスタルですが、判子やアクセサリー 器に建材、工芸品やジュエリーとして、必ず私たちのどこかで見る事ができます。
その身近さゆえに、軽視されがちなこのクリスタルは、 仏教では七宝(しちほう)の中の1つとして数えられており 仏舎利や火打石としての歴史もございます。
有名なアクセサリーとしては、カメオがあります。
色の層を利用した彫刻で、素晴らしい職人技を見る事ができます。
しかし、その組織の特性から、着色に適しているため 多くの処理が存在します。
着色には、加熱処理、薬剤浸透後→加熱処理、染料着色、脱色、漂白と、様々な技法があります。
色が落ちにくいものもありますが、染料の着色などは容易に色が落ちます。光でも色が抜けるため、ただ飾っておくだけでも次第に退色してゆくのでした。
しかし、よく見かける赤い瑪瑙の多くは加熱処理で、色に変化がありません。
これなら、使用にも問題がないものです。そして赤と並んで多いのがブラックです。これらはブラックオニキスと呼ばれます。
天然のブラックアゲート原石
オニキスもまた、着色処理です。
もともとオニキスは白と黒の縞目が入ったアゲートのことをさしたもので 真っ黒なものではありませんでした。
しかし、今では真っ黒なものがオニキスとして最も有名なものになりました。
真っ黒なアゲートというのは天然では大変稀で、限られた産地でしか採掘されません。
そのため、本当の黒いアゲートは、当店が知る限りですが 世界でも数えるほどだったように思います。
世の中は広いため、まだ知られていないけれど ひっそりと流通しているということも十分考えられますが 信頼できる天然ブラックアゲートの1つはアメリカのモンタナ産のアゲートです。
ここのアゲートはブランド化されておりまして、世界でも稀な本当の天然のブラックアゲートを見ることができます。
黒色の入り方はインクをたらしたようですが、 光に透けない真っ黒な模様を持っています。
モンタナ産アゲート
このスライスは古いもので、現地のアメリカ人が 随分と昔に削ったものを譲っていただいたものになります。
ダルメシアンのような黒と時々見られる褐色のコントラストがたまらない風合いです。
アクセサリーなどで見かけるものは、大体2~3万円前後くらいで流通していますので このクリスタルをそのまま楽しみたいという方や ご自身で何か作品を作りたいという方にもとてもオススメです。
根強い人気のスレイマンアゲート
ダライ・ラマという世界的に著名な仏教指導者の一人であり、チベット仏教のゲルク派において最高位の仏教博士号(ゲシェ・ラランパ)を持つ僧侶が身に付けていたとされるスレイマン(ソロモン)アゲートをご紹介いたします♪
スレイマンアゲートはもともとアンティークであり、
こちらとはおそらく別物なのですが、ヒーラー様に根強い人気のクリスタルです。
もともとスレイマンアゲートとは、
ダライ・ラマ専属の医師がインドまで行って探し求めたものと言われています。
この伝説の石は特別に選ばれたものでしたでしょうし何世紀も受け継がれたものです。
ダライ・ラマは転生し前世と同じものを身につけます。
そのため、いつの頃のものなのかも不明です。
こちらは現代のスレイマンアゲートですが、
癒しの力が強く時にその人の身代わりに割れることもございます。
この石はモリオンのような強い魔除けというよりも、力を失った体にエネルギーが少しずつ注がれて回復してゆくような感覚を感じられます。
▼モリオン(黒水晶)の詳しい説明や浄化方法・意味・効果はこちらの記事をご覧ください。
よく、モリオンとスレイマンアゲート「この2つの石はどちらが強力ですか?」
と言うご質問をいただくのですが、これは難しいご質問です。
石は必ずしも暗示が全てではないため、個人差があるからです。
石の個体差、産地などでも違いが生じます。
私は、「ご自身の直感と体感でお選びになるのが1番です」とお答えしておりまして、最初の直感は意外にあっているものです。
魔除け、厄除けに効果があると言われるスレイマンアゲートですが、ダライ・ラマが身に付けていたとされるスレイマン(ソロモン)アゲートはアンティークであり、現在、流通しておりますスレイマンアゲートとは別物のような気がいたします。
グレープアゲートブレスレット
こちらはなんと、インドネシア産のグレープアゲートをビーズにしたもので、大変めずらしいビーズになります♪
インドネシアのグレープアゲートはおよそ2年ほど前からよく見られるようになりました。
しかし、キレイなものはそれほど多くなく、本当に素晴らしいものはとても高価なクリスタルです。
緑色のものも人気が高くなかなかの風合いです。
このアゲートはアゲートと呼ぶには縞目がなく、とても風変わりです。
原石から削り出しているため、わざわざ鑑別にはかけておりませんが、おそらく鑑別ではカルセドニーになります。
ナチュラルカラーのパープルカルセドニーはものすごく高く、珍しいのでそれ自体が貴重です。
しかし、この石は大きくても1粒の結晶が5mm~8mmくらいまでが限界のため、削り出すと5~6mmにしかなりません。
そのため、こちらのブレスレットも軒並み4mm前後なのですが、それがこの石の特徴になります。
しかも困ったことに、すでにこの石は高ランクが出回らなくなりつつありまして、値段も上がってきてしまいました。
今回はミックスカラータイプと、濃い色のパープルカラータイプをご用意させていただきました。
ランクが高いものになりますので、大変おすすめです♪
アゲートの商品
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