お盆のお話
こんにちは。
今年もお盆の季節がやってきました。
当店もふと、この時期のことを
思い出していました。
お盆になると、山の中にある
お墓参りに行ったりして
毎年、静かに過ごしていたように思います。
お盆にはいくつかの思い出があって
ある時期に借りていた家では、
シズコさんと名乗る地縛霊がいました。
彼女は夕方になると決まって
部屋の隅に立っていました。
彼女の存在は最初は気になりましたが
気にしなければ立っているだけだったので
そのままいないものとして過ごしていました。
そんな家ですから、お盆になると
お囃子と一緒に着物を着た子どもたちが
列をなして家の中を通り過ぎてゆきました。
それは決まって午前2時ごろからで
どうやらその家は、何かの通り道になっているようでした。
笑い声と笛の音が騒々しくて目が覚めてしまい、
この時期は眠れない日々が続いていました。
同居しているシズコさんに
あれは何かと尋ねると、
「お盆の時と、命日の1日だけは、
この世に帰ることができるのよ。」
と、そんな風に教えられました。
昼間はどこにいるのですか?と尋ねると
「トンネルとか、そういうところにいるわ。
でも命日の日とお盆だけは、昼の太陽の下もいていいのよ。
そういうもんなの。」
というのでした。
シズコさんは成仏するのが怖くてこの世にとどまったそうです。
「だって怖いじゃない。
あっちに何があるのかわからないもの。」
霊体というのは、結局はただの人間ですから
我々とまったく同じ感情を抱きます。
シズコさんは怖がりだったけど
いつまでも地縛霊してちゃダメですよと
引っ越してからも心配になったものでした。
そして、この時期にこんなお便りも頂きましたので
皆様のご参考になればと思いまして
ご紹介させていただきたいと思いますm(__)m
※メールのスクリーンショットのため
その時々のPCのウィンドウサイズで
文字の大きさやアイコン等が違っておりますm(__)m
この後、指輪は神社の方のご好意で
埋めても良いということになったそうです。
リングが割れたことが
どのような啓示だったのかがお分かりになられた翌日には
長らく患っていらっしゃった病がよくなられたということで
それは気づきがあったためでした。
“歩いてはいけません。人混みに行ってはいけません。”
ということで、あまり動けなくされたようでしたが、
内容がわかった今、もうその必要がなくなったので
解放されたというお話です。
このお便りを、皆様にご紹介させていただきましたのは
この石が伊勢で御霊を入れてもらったものだったことや
割れた場所などから、このお客様がピンとこれらたためです。
信心深い方なので、御霊を込めたこの石が
共鳴しやすかったのだと思いますが
何かあったときに、ふと、気付けるかどうかはとても大切だったりします。
もしもこの方と同じようなことがあったとしたら
それは何かのメッセージの可能性もございますので
それを受け取っていただけましたら幸いですm(__)m