初売り2023!霊石となった本物の糸魚川翡翠をご紹介です♪
引き続き2023年
新春初売りの内容を
ご紹介させていただきたいと思います♪
こちらは1月2日
15:00~ご紹介予定です♪
霊石となった貴重な
高品質糸魚川翡翠です♪
糸魚川の翡翠は今は良質なものが
本当に入手が難しくなってしまいました。
また、以前からあった
安価な青翡翠のブレスレットなどは、
その多くがミャンマー産でした。
当店がご紹介しております糸魚川の翡翠は
糸魚川ヒスイ商組合の元会長から
譲っていただいた本物の糸魚川翡翠です。
糸魚川の翡翠は本来は皮と呼ばれる
最も外側のスキン部分を残して取引されます。
この部分で産地がわかるからなのですが
これがない状態の翡翠原石は意図的に産地を
知られたくないのではないかと思われることになります。
翡翠を割ると、このように色がマーブル状になっています。
翡翠は翡翠輝石が集まった岩ですので
蛇紋岩など、他の石の結晶も集まって1つの塊になっています。
この中で、ラベンダーの部分、緑の部分だけを
削り出す必要があります。
厳密にはさらに翡翠の部分を取り出さなければなりませんが
古代の人々がそれを見分けられるはずもなく
彼らは同じ石から採れたものを全て
翡翠として扱いました。
そのため、古代の糸魚川翡翠には様々な鉱物が使われています。
先ほどの原石と比べますと
こちらの方がランクが高いと言えます。
そのため、光をあてると透過します。
品質の良い翡翠は肉眼で
キラキラと結晶の輝きが見える場合もあり
そうしたものは磨くとツヤが増します。
翡翠は本来色を持っていませんが
成分が入り込むことで色づきます。
純粋な翡翠は白であり、
日本の翡翠の白はなかなか貴重です。
世界最古の翡翠、糸魚川翡翠を人間が初めて認識したのは
今からおよそ7000年前のこと−。
縄文時代の中期まで遡ります。
糸魚川の翡翠は、最も古くは霊的なものに使われていました。
糸魚川の翡翠だけは最初から
呪物(じゅぶつ)としてあり
死者の魂を呼び起こしたり、
また魂の仁、義、礼、知、信の5つの魂を高めるために使われました。
そして呪物として死者の横に置いていたり、
死者の魂を蘇らせるためにも使われました。
それから2000年ほどあとの
今から5000年以上前になると
装飾品として変わってゆきます。
死者を安らかにし、古代の神事に使うために勾玉もできました。
人が死んで土葬されると魂を安らかにするためのものとして、
勾玉を一緒に埋めたり、生きている人も勾玉をつけて
気持ちを安らげさせたのです。
糸魚川の翡翠にも産地があります。
海石、山石というのもあり
詳しい産地はこちらに分布図を用意させて頂きました。
採れる場所によって風合いが異なり
個性があることがわかります。
これに限ったことではありませんが
小滝ではラベンダーや濃いグリーンが
市振海岸では良質のグリーンやブルーが
そして入コン沢では水色がよくとれています。
こちらは小滝の水色で特別に削っていただいた
K18Gの月のペンダントです。
この美しいラベンダーリングも小滝からのものでした。
このようなラベンダーはミャンマー産でも相当なレアカラーで
K10Kで仕上げました。
こちらは金山と呼ばれる場所のもので
深いブルーグリーンを感じられます。
この深いブルーは小滝のものです。
こちらも小滝のもので珍しいブレスレットです。
今は、ビーズを製作するのはとても貴重なことで
良質の原石が少ないために、ロスの大きいビーズは
嫌煙されがちです。
こちらは最高品質のブレスレットです。
普通はルースにされる品質のものですが
あえてブレスレットにしたそうです。
もちろん安価ではございませんが
これほどのものは、今後は少しずつ失われてゆきますので
まだ買えるうちに買い入れました。
このような模様が入った翡翠を
龍に見立てることもございます。
「遺跡では、糸魚川の翡翠がシャーマンの胸元で
発見されることが多い。」
それはこのような理由からでした。
『シャーマンというのは、現在では宗教的な意味合いが強くなっているが、
本来は呪術者で神や精霊との接触や交流ができるものだった。
そのための呪物、呪具として翡翠を用いた。
だから、常に胸に身につけていたのだろう。
具体的には、翡翠を左手で握り、右手の方を
相手の顔や体に差し出して術をかけた。』
そしてもう1つ、糸魚川翡翠に
謎とされていることがありました。
それも聞いてきております。
「糸魚川翡翠の空白の時間」
『奈良時代になって、唐や朝鮮などから、
鉄や、スエキなどが伝わり、石にとって変わるようになった時期がある。
また、在地の豪族や武士のような権力者と、
平城京から、北方支配をしようとする大和政権の貴族との対立や、
東北地方や朝鮮との戦などで、貴族や外的に翡翠を奪われるとの危惧をいだき、
秘匿した時期がある。
だから、その時期、人間たちは故意に翡翠を隠し、とらなくなった。』
国の宝として、故意に隠されたほどの糸魚川の翡翠を
再び手にすることができるのは、この国の人として貴重なことです。
かつて古代の人々が用いたように
この石で心に安らぎを取り戻して頂けましたら幸いです。
「他の石は生活のための石であったが、
糸魚川の翡翠だけは、最初は呪物だった」
貴重で特別な糸魚川の翡翠は
1月2日15:00~ご紹介予定です♪