パワーストーン・天然石の浄化方法10選【本来のパワーを引き出す!】
今日はパワーストーン・天然石に大切なもののお話しです。
私たちを護り、願いを叶えてくれるパワーストーンの効果を
最大限引き出すためには、定期的なメンテナンスが必要なことをご存知ですか?
それは“パワーストーンの浄化”です。
今回は、パワーストーン・天然石を浄化することで得られるメリットや、浄化方法を詳しくご紹介します。
パワーストーン・天然石を浄化・お手入れする意味と理由
パワーストーン・天然石は生き物です。
霊的進化論では私たちはかつて岩や石でありました。
やがて長い時を経て、我々は草木になりました。
そして動物になり、人間になります。
パワーストーン・天然石にも生命があり、気持ちがあります。
何も手を加えられておらず、持ち主のいないパワーストーン・天然石は、それぞれが持つ本来の純粋な波動や、輝きのみを放ちます。
けれど一度人が持った石、その人の想いが加わった石は、まるで命を吹き込まれたかのように、生々しい存在感を放ち始めるのです。
私たち人間が働き続けると疲れてしまうように、パワーストーン・天然石だって疲れます。
日々持ち主を護り、邪気を吸い取り続けた石は次第に疲れ、波動はよどんでくすんでいきます。
パワーストーン・天然石の“浄化”とは、石が受けたマイナスエネルギーを取り払い、本来のニュートラルな状態に戻すことをいいます。浄化することにより、純粋なパワーストーン・天然石のエネルギーを引き出し、パワーストーンとしてまた最大限パワーを発揮できるようになります。
私たちの良きパートナーであるパワーストーン・天然石をいつもベストコンディションでいられるよう、適時必要な浄化を心がけましょう!
ローズクォーツの浄化に関しては関してはこちらをご覧ください。
ローズクォーツ浄化方法
パワーストーンを浄化しないとどうなる?
パワーストーンをずっと浄化しないでおくと、石の持つ力が徐々に弱まっていきます。
パワーストーンには周りの負のエネルギーを吸収する効果があるため、浄化を行わないと石自体がマイナスエネルギーで満たされてしまうからです。
使い続けているのに浄化をしないでおくと、効力が弱まって普通の石と同じになってしまいます。
最低でも2〜3ヶ月に一度は浄化を行ってあげることで、石の力が維持されて長期間効果を得ることができるでしょう。
パワーストーン浄化時間と頻度
一番最初の浄化は、パワーストーン・天然石を手に入れたときがおすすめです。
もともと当店のクリスタルは浄化をしておりますが、普通はパワーストーン・天然石を購入したり、譲り受けたりした時点で多くの人の手を経ているので、余分な念を吸収している可能性があります。
浄化でニュートラルな状態に戻してから、あなたの想いを託しましょう。
基本的な目安として、日常の浄化は月に一、二回の頻度で大丈夫ですが、一週間に1回程度浄化していれば間違いないでしょう。
寝るときにクラスターやさざれの上においておけば自然に毎日浄化も可能です。
ただし、何より重要なのは持ち主の感覚なのです。
「なんとなく邪悪な空気を感じる場所に行った」「嫌いな人に会った、または石を触られてしまった」「最近石のパワーが弱くなった気がする……」など、ご自身が「浄化したい!」と感じたときが最良のタイミングといえます。
石の種類によっては適さない浄化法もありますので、ご自身の石に合わせた浄化をしてください。
パワーストーン浄化方法あれこれ
パワーストーンを日光・太陽光による浄化
万物の象徴ともいえる太陽。そのエネルギーはとってもパワフル!
太陽から降り注ぐ光をパワーストーン・天然石に当てることで浄化し、太陽の『気』を直接取り込むために行なう方法です。特に日の出から午前中の太陽光が一番強力なパワーを持ち、パワーストーン・天然石に活発なエネルギーを与えてくれます。
その時間帯の太陽光に2~3時間ほど当てましょう。サンストーンなど、太陽にまつわる石には更に効果的。日当たりのいい窓際に置いておくだけでも効果はあります。
※太陽光による浄化は、すべてのパワーストーン・天然石にとても有効です。しかし紫外線や急激な温度変化により、退色や変色が見られる石もあります。また、球体の水晶等レンズ効果から発火の危険性がある場合があります。直射日光を長時間当てる際にはご注意ください。
・日光に弱い石 ×
アクアマリン・アジュライト・アメジスト・アメトリン・アンバー・インカローズ(ロードクロサイト)・エメラルド・オパール・カーネリアン・カルサイト・カルセドニー・クンツァイト・シトリン・スギライト・スモーキークオーツ・ターコイズ・チャロアイト・トルコ石(ターコイズ)・パール・翡翠・フローライト・ラリマー・ルビー・ローズクォーツ
パワーストーンを流水による浄化
パワーストーンや天然石を流水にさらし、物質的な汚れも含めてすすぐという浄化法です。
自然の場所から湧き出る天然水が望ましいですが、市販の天然水や精製水、浄化専用の水でも大丈夫です。
水道水を流したままの状態で、天然石をすすぎます。時間は1~3分ほど。ご自身の感覚で「石がキレイになった」と思うまで流水に当てます。 浄化後は、やわらかい布などで拭いて水気をよく取ってください。その後、太陽光に当てたりセージの煙に2~3度くぐらせると、 さらに効果的な浄化となります。
※石は急に冷たい水につけると、クラック(自然にできる内側のひび割れ)が大きくなったり、割れてしまったりすることがあります。寒暖差が激しい時期は、水の温度にご注意ください。
・水に弱い石 ×
アズライト・アンバー・インカローズ(ロードクロサイト)・エンジェライト・カルサイト・クリソコラ・スギライト・セレスタイト・セレナイト・デザートローズ・トルコ石(ターコイズ)・パイライト・フローライト・ヘマタイト・マラカイト・ラピスラズリ・ラリマー
パワーストーンの月光による浄化
石を月光浴させることで浄化する方法です。
この方法はすべての石に対応できるので、太陽光に弱いパワーストーン・天然石は月の光を注いでパワーチャージしましょう。
時間は目安として一~二時間ほど。時期に決まりはありませんが、新月から満月にかけて満ちていく月の光は適しています。生き物が活性化するといわれる満月の夜はさらに良いです。それに大安や満潮が重なればいうことなしでしょう。やわらかい月光に石が美しく輝き、癒し効果も抜群。
・サファイア・ムーンストーン・モルダバイト・ラブラドライト・ローズクォーツなど月や宇宙に関連性の深い石に月光浴はピッタリ。より強い月のエネルギーを取り込めるはずです。
パワーストーンの塩による浄化
伝統的な“お清め”である塩を使って浄化する方法です。
できれば日本の天然の粗塩の上にパワーストーン・天然石を置いてください。塩は海のエネルギーそのものです。海に思い出を流すように、海には浄化のパワーがあります。その力は粗塩にそのまま宿っています。
そのため、不幸があった際には塩を振りかけるのです。
浄化の時間は一晩ほどで充分です。塩のデトックス力は非常に強く、石に溜まったマイナスエネルギーを一気に吸いとってくれます。
ただし、石は一般的に塩分で傷むことが考えられますので、フライパンで炒るなどして必ず乾燥させた粗塩を使用してください。また、特に塩分に弱い石の場合は、石に乾燥させた粗塩をまぶした後、やわらかい布でふき取るという方法をオススメします。その場合、塩につける時間はごく短くしてください。
※シルバーなどの金属には向きません。
・塩に弱い石 ×
・アズライト・アラゴナイト・アンバー・インカローズ(ロードクロサイト)・オパール・カルサイト・クリソコラ・スギライト・セレナイト・トルコ石(ターコイズ)・チャロアイト・パイライト・ヘマタイト・パール・フローライト・マラカイト・ラズライト・ラピスラズリ・ラリマー
パワーストーンのさざれ石による浄化
さざれ石(小さな粒状の天然石)を皿や貝皿などに敷き詰め、その上に石を置いて浄化する方法です。
手軽でお手入れも簡単なので、パワーストーン・天然石の浄化法としては定番です。
さざれ石にはクリスタルクォーツ、アメジスト、ローズクォーツなどの水晶が主に使用されます。
パワーストーンを身に着けていない間は、ずっと石のベッドとして置いておくという使い方でも構いません。
水晶はパワーストーンの中でも安定した波動を持ち、他の石を癒したり、置いた場所の空間そのものを浄化する力があります。
ほぼすべてのパワーストーンに使えるオススメ浄化法です。ただし、さざれ石にもマイナスエネルギーは溜まっていきますので、塩や流水など適した方法で定期的(月に一度くらい)に浄化してあげましょう。
パワーストーンの水晶クラスターによる浄化
クラスターとは、天然水晶の結晶の集合体です。
エンピツのような形の柱状水晶が、さまざまな方向を向いているように、多方面に沢山のパワーを放出しています。空間の浄化にも、もっとも適した形状といえるでしょう。
もともと水晶は強力な浄化作用を持ち、他のパワーストーンが吸収したマイナスのエネルギーや邪念などを拭い去って、クリーンな状態にしてくれます。また近づけた石の力を引き出す効果もあります。
つまり水晶クラスターの上にパワーストーンを置くことで、浄化をしてニュートラルな状態に戻してくれる効果と、エネルギーチャージしてくれる効果、二つの効果を得ることができるということです。
例えるなら石の充電器のようなものですね!
クラスターの中でも水晶クラスターは癖が少なく、すべてのパワーストーンの浄化に用いることができます。夜眠っている間など、半日~一日ほどクラスターの上に石を乗せておくと、パワーも輝きもグッと増してくることでしょう。
ただし、クラスターにもマイナスエネルギーは溜まっていきますので、流水でそそぐなど定期的(月に一度くらい)に浄化してください。
パワーストーンのお香・セージによる浄化
古来より、良き芳香には邪気を払う効果があるといわれています。
そのため、日本でも古い習慣でお手洗いにお香を焚いたりするのでした。
お香やセージなどのハーブを焚き、その煙にパワーストーンをくぐらせることで浄化ができます。お線香でもハーブでもアロマオイルでも構いませんが、天然素材のものを選びましょう。特に、ホワイトセージは強力な浄化作用を持っていることで有名。石だけではなく空間の邪気も煙で燻り出してくれます。浄化後は換気をよくして、邪気を吸った煙は外に逃がしましょう。これで浄化は完璧です!
石は数回くぐらせるだけで十分なので、火の取り扱いと煙の当て過ぎにはご注意ください。
※多孔質(内部に極微小サイズの隙間がたくさんある種類)の石の場合、曇りの原因となる可能性があります。
多孔質といわれる石
アゲート・カーネリアン・カルセドニー・ジャスパー・トルコ石(ターコイズ)・ハウライト・ラピスラズリ
パワーストーンの土による浄化
石を土に埋めて浄化する方法です。
どうやっても石が疲れきり、よどんでいるように思えて仕方ない方には特にオススメ。
石にとって、大地は文字通り母なる故郷です。マイナスエネルギーを吸い過ぎて疲弊した石は、大地に包まれることで癒されるのです。
じめじめと湿っていない、キレイな土地を選びましょう。神社やお寺など清浄な場所も適しています。なるべく日当たりのいい場所に、ガーゼやビニールなどで包んだ石を埋めます。期間は三日~二週間ほど。あまり長期間埋めると、石の記憶がリセットされてしまう場合があります。ご注意ください。浄化後は、清潔な流水ですすいであげましょう。
パワーストーンの花・植物による浄化
観葉植物や自然の花、植木などに触れることで浄化する方法です。
石はそもそも自然界のものですから、植物という自然界の気を発するものに触れ合わせると、お互いに共鳴しあい、良い気を発していきます。丈夫そうなら枝に直接パワーストーンを掛けたり、葉に乗せるという使い方でもOKです。
石に触れることで、植物も目に見えて元気になったりします。
ただし、どちらも一定の波動を持つものなので、石と植物の波長がかみ合わない場合、急に枯れてしまうこともあります。これは良い悪いではなく、ただ相性が合わなかっただけですので、枯れても心配しないでください。
パワーストーンの音による浄化
癒しの音楽や音を聴かせて浄化する方法です。
音も、石のエネルギーも同じ振動。良い音を聴かせることで、パワーストーンの波動をチューニングすることができるのです。
音による浄化は、シンギングボールや、ティンシャ、クリスタルチューナーと呼ばれる音叉を使うのが一般的。
チューナーの場合はクリスタルと音叉を打ちつけ合うことで生じる独特の美しい周波数が、石のみならず空間まで清めます。
瞑想やチャネリングの際の場の浄化法としても最適です。
シンギングボール
シンギングボールはネパールやインドで使われるお祈りの際の道具で、欧米でも絶大な人気があります。空間の浄化や本人の浄化もできます。
ティンシャも同じで、音を鳴らすことで心を落ち着かせる効果もあります。
パワーストーンの浄化には、クラシックやヒーリング音楽、民族楽器の音なども有効。持ち主が心地よいと思う音は、パートナーである石にも相性が良い場合が多いようです。
石の輝きや艶をよく観察し、より相性のいい音楽を選びましょう。
パワーストーン浄化セットのおすすめ商品
パワーストーン浄化セットのおすすめ商品としては下記のようなものがあります。
【Amazon】【すぐに使える浄化3点セット】さざれ石+水晶原石+お皿
どちらも水晶原石とさざれ石を使った浄化を行うのにベストなセット内容となっており、玄関やリビングに置いて定期的に浄化を行うのに適しているでしょう。
2〜3ヶ月程度使用すると、浄化に使っている水晶やさざれ石自体の力が落ちてきてしまうので、こちらも定期的に浄化を行う必要があります。
水晶の場合ですと、
- 塩
- 水
- 太陽
などを使った浄化を行うことで、石の力が保たれて浄化効果が回復してくるでしょう。
パワーストーンの浄化に関するQ&A
- パワーストーンを浄化しすぎるのは良くない?
- パワーストーンの使い始めは浄化したほうが良い?
パワーストーンの浄化に関してよくある疑問をまとめました。
ここから1つずつ詳しく解説していきます。
パワーストーンを浄化しすぎるのは良くない?
パワーストーンの浄化が大切だからといって、長時間浄化をしすぎるのも良くありません。
長時間の浄化を行うことによって、浄化方法によっては石が変色してしまったり匂いがついてしまうことがあるからです。
特に水や日光での浄化を行う場合は石の変色や劣化が起こってしまうことがあるので、それぞれの石に合った浄化方法を選ぶのが大切になります。
最適な浄化時間を守り、パワーストーンを取り扱うようにしましょう。
パワーストーンの使い始めは浄化したほうが良い?
パワーストーンの使い始めのタイミングでは必ず浄化を行うようにしましょう。
パワーストーンが商品として販売されてあなたの手に届くまでには様々な人の手に触れています。
そのため、自然と周りのマイナスエネルギーを吸収してしまっている可能性が高いからです。
石を使い始めるタイミングで「リセット浄化」と呼ばれる浄化を行い、しっかりと効果を発揮できる状態に戻しておきましょう。
パワーストーンの種類によって最適な浄化方法が異なりますので、あなたがお使いの石の種類を確認したり販売店に聞いてみるのがおすすめです。
パワーストーン浄化についてのまとめ
本記事ではパワーストーンの浄化法を10種類ご紹介しました。
あなたの石に合う方法が見つかれば幸いです。
ただし浄化は、これをしなければ石の効果が無くなるという、“効かせるため”だけの方法論ではありません。石を愛で、休めて、日頃の感謝を示す行為なのです。
「願い事を叶えてくれる」「幸運をもたらしてくれる」という効果の面ばかりを期待して石と付き合うのはお勧めしません。
実際に石を身に着けることで、本来降りかかるはずだった災いを回避できたり、なにかの身代わりになってくれるという形で働いていることもあるからです。
石は持ち主によって命を吹き込まれ、持ち主の魂に同調し、持ち主の支えとなっていくものです。
自らの意志や努力を後押ししてくれる“お守り”のような存在と考えて、大切に扱い感謝して接していくことが、石との関係を築く一番の方法です。
浄化は、あくまで石をいたわる手段のひとつ。けれど、“石に感謝を捧げる”という根本さえ忘れなければ、石とコミュニケ―ションをとる最高の方法となりえます。浄化をした後は、また新たな気持ちでご自身の願いや想いを託しましょう。
浄化により増強されたパワーで、今まで以上にあなたの力になってくれるはずです。
だからどうか、一度願いを託したり心を通わせた石は、最後まで大切に扱ってあげてくださいね。