セレナイトの意味・効果とは?浄化方法や波動、他の石との相性も解説

セレナイトは石膏(ジプサム)の中でも透明で光沢感のあるものを指します。
産出量が多いため、古くからセメントや彫刻品、窓ガラス、医薬品など幅広く利用されてきた歴史があります。
今回の記事では、セレナイトの意味や効果、浄化方法や波動、他の石との相性について詳しく解説していきます。
セレナイトについて詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。
セレナイトの鉱物としての基本情報は以下の通りです。
セレナイトの鉱物情報
英名 | Selenite(Gypsum) |
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和名 | 石膏、硬石膏 |
成分 | CaSO4・2H2O |
結晶系 | 単斜晶系 |
硬度 | 2 |
比重 | 2.3 |
屈折率 | 1.52~1.53 |
色 | 白色、オレンジ色、青色、茶色、緑色 |
産地 | オーストラリア、メキシコ、ブラジル、イギリスなど |
セレナイトの語源はギリシャ語で「月」を意味する「selenites」、または月の女神セレーネに由来すると言われています。 セレナイトはジプサム(石膏)の中でも無色透明なものを指し、世界中で多く産出される鉱物のひとつです。 非常にもろく、少し触っただけでもボロボロと崩れてしまい水分や油脂も苦手な鉱物になっています。 取り扱う際には最新の注意を払うようにしましょう。
セレナイトの石が持つ意味
水 | 太陽 | 月光 | セージ | 水晶 | 塩 | 音 |
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△ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◯ |
セレナイトの浄化方法でおすすめなのは、
- 月光浴
- セージ
- 水晶クラスター
です。
セレナイトは水に溶けてしまう性質を持っているので、水による浄化は行わないようにしましょう。
セレナイトは高い波動を持つパワーストーンと言われており、持ち主の雑念を一掃させて思考を明確にしてくれると言われています。 第六感や洞察力が研ぎ澄まされ、スピリチュアルな次元とつながって未来に目が向けられるようになります。 まるで瞑想状態のようになり、普段はできないことができるようになるでしょう。 優柔不断だったり、集中力が散漫になってしまう人には特におすすめのパワーストーンです。 「浄化」「ヒーリング」「無意識」「エネルギーの解放」 セレナイトの石言葉は上記のようになっており、石が持つ浄化力や直感力への働きかけを表したものになっています。 セレナイトは持ち主の思考をクリアにしてくれる効果があり、感情的にイライラしたり問題を見失ってしまうことが多い人には特におすすめのパワーストーンです。 滞っているエネルギーを開放してくれる効果もあるので、フラストレーションが溜まっている人にも良いでしょう。 非常に透明度の高いセレナイトの原石です。 石のパワーをダイレクトに感じることができるので、瞑想の際に手に持っておくと思いもよらない閃きが浮かんでくるかもしれません。 浄化力が非常に高いパワーストーンなので、周りの空気を清浄に保ったり心のイライラを鎮めてくれる効果があります。 セレナイトは世界的にヒーラー業界で絶大な人気を誇る石なので、ぜひその力を体験してみてください。 大変美しいセレナイトのブレスレットです。 セレナイトには強力な浄化の効果があると言われており、持ち主を優しく包み込んで傷ついた心や身体をいたわってくれるでしょう。 鮮やかな「キャッツアイ効果」が表面に現れる大変高品質な逸品になっています。 セレナイトのブレスレットはあまり流通しないため、気になっていた方はぜひお早めにチェックしてください。 美しい光を宿したセレナイトのネックレスです。 石が持つ雰囲気からも分かるように、セレナイトには強い浄化と癒しのエネルギーが宿されています。 高ぶった感情や混乱を鎮め、持ち主に深い安らぎを与えてくれるでしょう。 気持ちがイライラしがちな人や、悩みや焦りが強い人には特におすすめのパワーストーンです。 セレナイトと水晶はどちらも無色透明の石ですが、パワーストーンが持つ効果が異なります。 セレナイトは持ち主の気持ちを浄化してくれたり思考をクリアにしてくれる効果がありますが、水晶は他の石の力を増幅させるサポート力に優れた石です。 そのため、水晶単体で使用するというよりも、他のパワーストーンと水晶を組み合わせて使うことで効果を最大化することができるでしょう。 下記の記事で水晶について詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。 セレナイトと相性の良い石の組み合わせは上記3種類です。 ここから1つずつ詳しく解説していきます。 セレナイトとトルマリンは気分をさっぱりさせたり邪気を払う効果がある組み合わせです。 セレナイトの浄化力とトルマリンの癒やしのパワーが合わさることで、光に溢れたような感覚になるでしょう。 気分が晴れない人や、悩みで思考がまとまらないときなどは特におすすめです。 また、日ごろは光の当たらない人に光を当てる効果もあるため、思いがけない注目を集めることにも寄与してくれます。 セレナイトとエメラルドは清らかな光が差し込むような、希望に満ちた組み合わせです。 先が見えなくて不安なときや、導きや指導がほしいときに身に着けるとよいでしょう。 また、後悔の念にさいなまれていたり、心が汚れて醜く感じたときに心に光のシャワーを浴びるようなイメージで瞑想する際にも効果的です。 悲しみから立ち直れない人には天上からの癒やしが訪れます。 セレナイトとアズライトは自分の中の鋭敏な神経やデリケートさを理解するのをサポートしてくれる組み合わせです。 正しい方向性を見出したいときや、直感を働かせたいときには特におすすめの組み合わせになります。 アズライトが第三の目を開き、セレナイトが神の意志を伝達してくれるでしょう。 論理的、科学的な思考に直感力をプラスするため、学業や研究で行き詰まったときなどに適しています。 あなたは、メキシコのチワワ州ナイカにある 当店がここのセレナイトを最初にご紹介したのは2013年のことでした。 2013年ツーソンショー その年のツーソンショーで出会ったこのセレナイトに一目ぼれしてしまって、しばらく熱が冷めませんでした。 このクリスタルの洞窟(Cueva de los Cristales)は現在ほとんど稼働していないようで毎年どんどんセレナイトの流通量が減ってきております。 そのために品質も落ち、もうご紹介はできないと思っていたのですが リクエストも大変な数で、入荷待ちのご連絡があとをたたなかったのですが それは2000年4月の大発見でした。 その日、サンチェス兄弟(Juan Sanchez & Pedro Sanchez)はメキシコのチワワ州ナイカ(北緯27度51分3秒西経105度29分47秒)の地下 300mに新しくトンネルを切削していました。 そして、その先で世界に驚きを与える発見をします。 そこは長さ10メートルを越える世界最大級のセレナイトの巨大結晶が無数に眠っていました。 想像を絶する美しい世界が私たちを驚愕させ、多くのことが意味のないことに思えます。 目がくらむほどキラキラと輝く洞窟内は、信じられない景色です。 無数の巨大セレナイト結晶に囲まれた時、これまで人類が体験したことのない、異次元の空間と、夢の世界が広がるばかりなのです。 そしてこのような途方もない、凄まじい現象は世界でここでしか見られないものです。 神様がこっそり、地上とは別に、もう1つだけ、違う世界を創ろうとお試しになったのが、おそらくここなのだろうと思うのです。 ここのセレナイトは中国産やモロッコ産のものなどに比べて格段に透明感があって、美しいと言えます。 ナイカ山は、もともと鉛と銀を産出する鉱山として知られておりその母液には、硫酸カルシウムが豊富に含まれていました。 本来、マグマだまりの上にある鉱床ですから、鉱液も最初は熱かったはずですがそれが長い時間をかけて徐々に冷え込んでゆきました。 そして洞窟内は、やがて58度前後で安定します。そのとき硫酸カルシウムがセレナイトに変化しはじめたのでした。それも止め処なく、数十万年という時間をひたすらに。 この状態は1985年に、鉱山労働者が、ポンプで洞窟内の水を抜き取るまで、ほぼ完璧に保たれていました。 この非常に安定した空間は60万年の間、結晶に大きな障害をもたらしませんでした。 そして1985年に鉱液を抜いたとき、ついにセレナイトは60万年の眠りから目覚め、成長を止めたのでした。 最初にサンチェス兄弟がこのセレナイト洞窟を見つけて 報告を受けたゴンザレスはこれが大発見である事を悟り、 そこで鉱山の管理会社はすぐに鉄製のドアをつくり、洞窟を保護しました。 この方は直接採掘されてる方です ここに入った経験のある現地の人に話を聞きますと洞窟の入り口は車で約20分ほど下った場所にありまして水を抜いた状態でも、気温40℃を超えるという悪条件になるそうです。 そのため、ここに入るには保冷剤入りの特殊なスーツを着込む必要があり彼らによれば滞在時間は5分ほどが限界だそうです。 しかし、残念ながら、ナイカ鉱山の結晶は8年前からセレナイト採掘が禁じられていて、ユネスコへの登録も検討されています。 巨大結晶セレナイトに寄り添うことができたなら、それは人生最大の喜びの1つになることと思います。 手に触れて感じたら、何かが聞こえてくるかもしれません。60万年の時間の果てに、セレナイト結晶は一体何を見たのでしょう。 短い時間を生きる私たちは、敬意を払わずにはいられません。願わくば、この現実世界を離れて、もっとずっと、このキラキラとした不思議な世界に陶酔していたいと思うのです。 ナイカ産のセレナイトは、大変な人気があるのに以前から、度重なる事故や保護のためにその都度、採掘が禁止されておりました。 現在は採掘もできなくなっているということで、流通量がなく、ご紹介が難しいのですがストックを少しずつ削りだしているツーソンの業者から買い入れています。 今回、当店がご紹介いたしますセレナイトは特別なものです。 かつてヨーロッパで『聖母マリアのガラス』と呼ばれていたものでこの呼び方がされるものは特別なセレナイトでなければなりません。 無色透明の、向こう側が透けるほどの透明感があるセレナイトだけを特別に 昔、宮殿の窓ガラスの代わりにされていたという説もあり そのため、普通のキャッツアイを見せるセレナイトはこのように呼ばれず この風合いは本当に数がないため、なかなか入荷できないのですが 幸運の石とも呼ばれるセレナイトですが、ここのものは特別な雰囲気です。 神々しいエネルギーが感じられて、歯がゆいほどの繊細さがたまりません。 価格はできる限り抑えて、美しいマリアのガラスをご紹介させていただきます♪
セレナイトは高い波動を持つパワーストーン
セレナイトの石言葉
セレナイトの原石
セレナイトのブレスレット
セレナイトのネックレス
セレナイトと水晶との違いとは?
トルマリン
エメラルド
アズライト
ナイカ産セレナイトとは
世界最大級のクリスタルの洞窟(Cueva de los Cristales)をご存知でしょうか?
それから随分あとになって、再入荷をしようと思ったのですが、それは難しいということが分かりました。
なんとか入手することができました。
今回「聖母マリアのガラス」と呼ばれる特別透明度のセレナイトをご紹介をさせていただきたいと思います。
そもそもクリスタル(セレナイト)の洞窟って?
その光景は驚くばかりのものです。なんとここのセレナイト結晶はもっとも古いもので、およそ60万年も前のものでした。これは北京原人が生きた時代より古いのです。
この「クエバ・デ・ロス・クリスタレス=結晶の洞窟」に入ったなら、人間はまるで小さな蟻のように見えます。ここのセレナイト結晶はなぜ、こんなに巨大なの?
それにはこんな秘密があります。
一般に、鉱山や洞窟の温度は低く安定していることで知られていますがこの洞窟はちょうどマグマだまりの上にあり、深いほど温度が高くなっています。
それが、セレナイトをここまで巨大に、そして無制限に、圧倒的に美しく成長させ続けたのです。洞窟は保護され採掘が禁止されています
彼らはすぐに技術責任者のロバート・ゴンザレス(Roberto Gonzalez)に連絡をしました。
すぐにトンネルを埋め戻しましたが
この間にも何者かがセレナイト巨大結晶を持ち出そうと洞内に損傷を与えました。
それ以降、この洞窟はペニョーレス社の管理下にあり、現在も許可がなければ立ち入ることができなくなっています。
専門家ならここの結晶を、いくら出しても買うということでしょう。
そのため、現在は、当時採掘されたセレナイトだけが流通しているだけでやがて無くなってしまうことが分かっています。
セレナイトのワンド
『聖母マリアのガラス』と呼んだのでした。
そのことから、聖母マリアのガラスと呼ばれたのかもしれません。
ほんの一握りの限られた美しさを持つものだけが
聖母マリアのガラスになります。
今回、当店は特別に綺麗な聖母マリアのガラスだけを様々なサイズのワンドで入荷いたしました。