ブルーアンバーの意味・効果・偽物を徹底解説【パワーストーン専門家監修】
~ブルーアンバーの全て~
カリブ海の三大宝石の1つ
世界のコレクターを
魅了するアンバー。
ある時は蜜色に
そしてカリビアンブルーに…
ブルーアンバーのお話
ブルーアンバーは琥珀の中でも特別な変種です。紫外線によって特別な色を放つからです。
通常の屋内では、ブルーアンバーは金色や赤茶などの色合いですが、ほんの少しの紫外線に反応し、角度によって、鮮やかなブルーやグリーンに変化します。
それは、時に蛍光灯などの電灯の下でも変化を感じられることがあります。
その美しさは素晴らしく、変化の度合いによって価値が左右されます。
その美しさは、息をのむほどで、人間には創造できない輝きです。
現実、この色合いの解明は、詳しくされていないといわれています。でも…私は、心のどこかで、解明しなくても良いと、そんな風に思ってしまいます。
そんなことよりも、このアンバーをじっと眺めて、心を奪われているほうが、幸福に思えるからかも知れません。
この色を手にすれば、見飽きることはないでしょう。世界中にコレクターがいるわけがご理解いただけるはずです。熱狂的な方は、色ごとに購入され、ときに数百万円のものでも糸目をつけません。
ブルーアンバーは現在、価格が高騰しています。通常はカラットで計算され、宝石の扱いです。
それでも大変な人気ぶりで、小さな握りこぶしほどで、良品なら、50万円~100万円ほどでも、すぐに無くなってしまいます。
ですが、ブルーアンバーを取り扱う業者は極端に少なく、良品をもっているところは珍しいことです。
ブルーアンバーの故郷
ブルーアンバーの産地はとても限られていて、最も有名な産地はドミニカです。
ドミニカはラリマーも有名ですが、同時にこんな素敵な石を生み出しました。
その採掘の権利は、山を買い取ることでしか許されず、採掘場には警備員がいます。
それは、黄金と同じように、その山の資源を盗まれることが財産を盗まれるのと一緒だからです。
山は大きく数十箇所に区分けされ、それぞれ地主が決められています。
かつて、数十年前まで、山は3つありました。ですが、そのうちの1つは嵐やなだれで崩れ、残る2つのうち、1つは、近年中国人が買い占めてしまいました。
残る1つの山を現地の人間が掘り、流通させていたのですが、価格の高騰や政府の規制などによって、現在は良品は入手が困難になりました。
ブルーアンバーのブレスレット
今流通しているブルーアンバーのブレスレットの多くはメキシコ産です。
メキシコにもブルーアンバーがあるのは分かっていたのですが、ドミニカのものよりも蛍光が弱めで、ややグリーン系の色に変化します。
そのため、当店はブルーアンバーとしては販売していないのですが、実際には変化が強めのものも存在します。
ここで大切なことはブラックライトにあてて販売をしてはいけないということです。
全ての琥珀はブラックライトに反応して青くなるからです。
普通の琥珀や、あるいは色の変化の乏しいブルーアンバーでもガラリと変わってしまうため、本来の強発光のランクにはなりません。
このことはそのお店の誠実さをあらわすものですから、パフォーマンスとしては良いですが、しかし価値をあげることになってはいけません。
それはそのものとして扱えば良いのであって、無理によく見せなくても、その石にはその石の良さがあるものです。
花にも個性があるように、完璧でなくても自分の一番があるはずですから。
このスマトラ産のブルーアンバーが見られるようになったのは、ここ4~5年ほどのことです。
スマトラのブルーアンバーはドミニカに匹敵する蛍光が見られました。そして多くがディープパープルブルーに変化するのですが、1つ問題がありました。
当時はまだこのスマトラのものがどんなアンバーか分かっていなかったため練りものだと思われたのです。
しかも硬度が高く、普通のアンバーを磨く機械が壊れてしまうほどでした。
色々と調べてゆくうちに、このスマトラアンバーがとても古く、押し固められているということが分かりました。
まだあの頃は、それほど知られていなかったので、多くの人がドリルの歯を壊したことと想います。
ブルーアンバーの変化
このアンバーはどうしてこんなに特別なのでしょうか?
それは今まで蜜色だった琥珀が、太陽の光を受けると驚くほど変化する様に驚きと感動があるからです。
特に太陽の強い光の中に立ち、斜めから見た時は最初の色を忘れて、うっとりしてしまうのでした。
では、その原因はなんでしょう?
どうしてこの琥珀だけは色が変わるのでしょうか。
それには様々な憶測や研究がありますが、当店は3つの原因を調べました。
1つは、このアンバーの樹液が、特別な針葉樹だったということです。
この木が生えていた場所に、このアンバーも一緒に埋まっていることが多く、それが原因ともいわれています。
もう1つはこの石が採れる場所が火山帯であるということです。
火山に含まれていたガスなどの成分が樹液に溶け込んだのではないかといわれています。
そして最後の考察は、蛍光またはりん光です。
この現象はダイヤモンドにも見られるのですが、光のエネルギーを浴びると、分子がそのエネルギーを溜め込みます。その時に分子は軌道から外れるのですが、分子は定位置に戻ろうとします。その時に光のエネルギーを放つことがあります。この現象がブルーアンバーにおきてるのではないかと考えられます。
アンバーの偽物?
アンバーは、見分けがつきにくいストーンです。なぜなら、多くの色や種類や処理があるからです。
そして、近年問題になっているのは、練り物です。樹脂でかためられたものが、アンバーとして高額で売られていますが、人工物ですので、注意が必要です。
そしてコーパル。コーパルは、アンバーの若いもので、同じではございますが、アンバーとは区分けされます。ですが、その年代を早める技法があるのをご存知ですか?そんな技法もあるのです。
赤や青の琥珀は一度粉にした琥珀に染料を入れて固めたものです。
そして緑の琥珀はもともとコーパルです。
黄色い琥珀でも花のようなクラックが多く入っているものは熱処理です。
この中で一番下の処理は宝石でも普通のこととして認められている処理です。
それは琥珀が普通の石よりも安定していないからで、そうすることで安定した美しさを得られるからです。
琥珀はどうしてもナチュラルなものは、汗や摩擦に弱いといえます。
特に汗をかきやすい方、また毛深い方は曇りやすいといわれています。
そのため、自然なものほど輝きがなくなってゆくのですが、そうした場合には銀磨きで磨くともとに戻ります。
また、時々、時間が経過してヒビが見られるものがありますが、あれは正常な現象で、琥珀はあのようになって初めて安定するのです。
美しいブルアンバー。
この色を手にすれば、見飽きることはないでしょう。世界中にコレクターがいるわけがご理解いただけるはずです。熱狂的な方は、色ごとに購入されるのです。
ブルーアンバーは価格が高騰していますが、それでも大変な人気ぶりです。
今やブルーアンバーの良品をもっているところは珍しいことです。
今回ご紹介をさせていただきますブルーアンバーは色の変化が強く、磨きも良く、サイズも14~16mmもあるため通常ならこのブレスレット1個で10万円前後くらいするものです。
実際にはもっと高いかもしれませんが、特別な価格で入荷しましたので、卸価格以下でご紹介をさせていただきたいと想います♪
スマトラのアンバーは黒っぽい肌のものが多く、そのせいでより変化が顕著に感じられます。
ブルーアンバーはもともと黒い背景に置くことでより青色が強調されるのですが、その役目をこの琥珀自体が果たしているといえます。
これはドミニカ産のものでもとても人気がある色で、もしもこちらがドミニカ産ならおそらくですが30万円かそれ以上の価格のはずです。
こちらも、いつまで供給できるか分かりませんが、驚きの価格でご紹介させていただきます♪
▼アンバーの詳しい説明や浄化方法・意味・効果はこちらの記事をご覧ください。
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