このスレマニアゲートは、当店の考察では、ダライ・ラマが身につけた、
「元祖スレイマンアゲートに近いものなのではないか」と思っているものです。
そもそもなぜ当店がこの石に興味を持ったかと言いますと、
この石が非常に力を持った石だったからです。
この石に巡りあったのは数年ほど前のことでした。
インドで採れたスレマニアゲート呼ばれるこの石について、色々な人に話を聞いたり、文献を調べたりしてゆきますと、綺麗な一本の線になってゆくことに気がつきました。
そもそもスレイマンという言葉は、イスラム教の預言者スライマーンのことで、
イスラエル王国の王ソロモンの別名になります。
トルコ語のスレイマン、アラビア語のスライマーン、現代ペルシア語のソレイマーンも同じで、このソロモン王がある山を訪れたことで、その山脈をスライマーン山脈と呼ぶようになりました。
この山脈はアフガニスタン南部からパキスタンのバローチスターン州北部にまたがっており、旧約聖書の(在位紀元前971年 - 紀元前931年頃)にまで遡ります。
いわゆるスレイマンアゲートというのは、この山脈の名前をとったもののようなのですが、当店が買い入れたスレマニアゲートはインド産でした。
しかし、1947年8月15日まで、イギリス領インド帝国ということで、現在のインド、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカは同じ1つの国でしたから、このスライマーン山脈も1つの国の中にあったわけです。
そうなって参りますとインド人が言ったインドで採れたというお話も腑に落ちはじめました。
もしかしたらダライ・ラマの石はスライマーン山脈で採れたのではなく、そういうネーミングで販売されていたのかもしれません。
または、この周辺の山々には同じようなエネルギーが宿っているのではないかとも考察いたしました。
スレイマンアゲートはダライ・ラマの主従医がその効果を知りインドで購入したという伝説があります。
もしもダライ・ラマのスレイマンアゲートが採れた場所が、実はそのあたり一帯の山脈だったとしたら?現地の人がその周辺の山脈全てをスライマーン山脈だと言ったとしても、よくある話です。
現地の方が「あの辺のあの辺り。あの山脈のところの辺だよ。」なんてよく言ったりするからです。
それは意図的だったり、地名を知らなかったりと色々な理由があります。
ダライ・ラマのスレイマンアゲートは、現在流通しているスレイマンアゲートとは違うのですが、当店はこのスレマニが、その元祖スレイマンアゲートなのではないかと思った次第です。
なぜなら、力のあるものが多いからです。
例えば、ガネッシュヒマールの石でも力のあるものが時々ありますが、この石は力のあるものの確率が高いため、そういう特別な場所なのではないかと感じられました。
当店が買い入れたものは業者がたまたま持ってきたものですが、
現地で選べばもっととてつもない力のものが存在しているかもしれません。
さらに、このソロモン王のスレイマンアゲートを追っていきますと、ジービーズ(天珠)にたどり着きます。
ジービーズの起源というのが現在のアフガニスタン北部からパキスタン北部に集中していて、紀元前5世紀前後とあるので、それは確かにソロモン王登場後のことになります。
ジービーズは当時、ユーラシア大陸、すなわちヨーロッパとアジアを合わせた広大な大陸で広範囲に渡って流通していた護符なのです。
アンティークのジービーズは、このスレマニアゲート をそのまま削って磨いたような風合いをしています。
しかしジービーズと現代の天珠というのは、厳密には違うものです。
当店がご紹介しております天珠は現代に作られたもので、原料も異なっています。
しかしながら、ジービーズの発祥がパキスタン周辺だとしますと、やはりその原料はその一帯の山脈で採れたスレイマンアゲートに違いない当店は思いました。
この力さえ感じていなければ、こんなことも思わなかったことと思いますが、初めてこの力を感じてしまった日から、調べるほどに合致点が多く、驚きがありました。
スライマーン山脈をはじめとする、この辺り一帯の山々にはこのような力が宿っているのだと思うと、何かおそれのような感情が湧いてきます。
偉大な力や神々へのおそれであり、絶大な力への敬意です。
当店はこの石をスレイマンアゲートと呼ばずに、区別する意味を込めてスレマニアゲートと呼ぶことにいたしました。
この石は魔除けの力を感じられますので、握ったりすれば、それほど強くない霊体くらいなら跳ね退けることができると思います。
そして、心を癒す力も感じられます。
心を高揚させて強くもさせるようですが、攻撃的な人は心を落ち着かせ、そして消極的な人には発言力が得られるようです。
この石からは、そういった力を感じられます。
光ったりはしていないのですが、この魔除けの力が非常に天珠に似ています。
こちらもご用意できる数がございませんので、数量限定でのご紹介です♪
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